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ラーゲリより愛を込めては実話どこまで?実在した犬のクロや遺書についても解説!

ラーゲリから愛を込めて どこまで 実話
hitomi

二宮和也主演で映画化された「ラーゲリより愛を込めて」2022年12月に公開されましたがもうご覧になりましたか?

映画を観た方のレビューを見ると、そのほとんどが「すごく感動した」「涙が溢れて止まらなかった」など大変感動的な映画ということがよくわかります。

私も例外なく、実在した犬のクロや、遺書についての場面でとても感動し、箱テッシュを使い果たしてしまうのでは無いかというほど久しぶりに泣ける映画でした。

そんな人々に多くの感動を与えている「ラーゲリより愛を込めて」はどこまでが実話だったのでしょうか?

今回はラーゲリより愛を込めては実話はどこまでだったのか?実在した犬のクロや、遺書についても解説して行きたいと思います。

ラーゲリより愛を込めての実話はどこまで?※ネタバレ注意

第二次対戦の終戦後シベリヤの強制収容所にて捕虜になり、極寒の地で想像を遥かに超える過酷な労働を科せられる日々。

ラーゲリ(収容所)では食糧すらまともに与えてもらえず、人権を無視した残酷で絶望の日々からタモイ(帰国)を目指した。

そんな生活が11年間もの長きに渡り続くが、それでも離ればなれとなった家族に再会する希望を決して忘れなかった、山本幡男(二宮和也主演)の壮絶な半生を綴った映画です。

1989年に辺見じゅん著で出版された実話を元に、2022年12月に映画化されましたが、映画では一部実話にない部分が追加されているので解説していきたいと思います。

アキ
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原作とは多少違う部分があるようです!

原作と映画の違い 登場人物が違う①

実際に原作と映画の違う点は、原作にはない登場人物が追加されていたというところです。

映画には松田(松坂桃李)、原(安田顕)、相沢(桐谷健太)、新谷(中島健人)が登場していました。

追加された登場人物を紹介していきますね!

松田研三(松坂桃李)

戦場で一緒に帰還することを約束した友人を、結果助けられなかった自分は「卑怯者」というレッテルに苦しめられてきた。その松田が山本との出会いから卑怯者から脱却し自らの死も省みず 山本のために尽力していく。

相沢光男(桐谷健太)

山本に対し、軍曹として必要以上に厳しく当たる相沢。日本に残した妻とお腹にいた子供がすでに亡くなっていたことを知り、生きる希望を無くし自らロシア軍に狙撃されにいくところを山本たちが全力で引き留めた。そのことから相沢の中に変化が見えてきて、最期には山本のよき理解者として看病をした。

原幸彦(安田顕)

山本の同郷でロシア文学を教えてくれた先輩。収容所の余りの残酷な仕打ちから後輩である山本を売ってしまった。完全に心を閉ざしてしまった原だったが、山本の存在が原の心を溶かしていき、次第に本来の原を取り戻していく。山本を大きな病院で検査してもらうために自らの死をかえりみず、ロシア軍に交渉をしての権利を勝ち取る。

新谷健雄(中島健人)

漁をしている時にロシア軍にと耐えられた新谷。山本から読み書きや俳句を教えてもらう中で希望を見出し、前向きに過ごしていく少年。

山本幡男は1954年8月にシベリヤハバロフスクの収容所で亡くなっているため、本人の証言を基に作られたのではなく、山本さんの周りの人の実話から原作が生まれています。

アキ
アキ

実話をもとに登場人物が追加されているようですね!

原作と映画の違い 登場人物が違う②

登場人物が追加され原作のエピソードと紐付けることで、山本幡男という人物が収容所で周囲からの「希望の光」であり、人間性を表す上で重要な役割を果たしていたように感じました。

山本さんは捕虜になり絶望の日々からも決して希望を失わず、仲間たちを勇気づけ励まし続けたことで、仲間たちの心にもどんどん変化が生まれていったのです。

映画では山本幡男という人物が周囲との関わりの中で、どれほどまでに人に希望を与えていたか、その存在の大きさや懐の大きさがよくわかりました。

アキ
アキ

山本幡男さんの素晴らしい人間性がよくわかります

ラーゲリより愛を込めてで実在した犬のクロや遺書についても解説!

ラーゲリより愛を込めてでまた涙をそそるのが、実在した犬のクロの存在と収容所で書いた遺書です。

ハバロフスクの収容所で日本兵が、少ない貴重な食糧を分け与え可愛がっていたクロの存在と、映画の見どころでもある山本さんが末期がんという状況で、最期に記した遺書について解説していきたいと思います。

アキ
アキ

死期が迫る中4500文字もの遺書を書いていたんですよ

実在したクロの存在

映画の終盤で、流氷の中を帰国する日本人たちの船を追うクロの姿がありました。

出港した船を追いかけ氷の上を走り、漂流している氷から海に落ちながらもクロが必死に船を追いかける、誰もが涙を流さずにはいられないような過酷なシーンも実話なのです。

その姿を見て船長に懇願し、船は戻りクロは無事に救助されました。

気になるクロのその後ですが、到着した舞鶴で引き取り手が見つかり、クロは母親となりたくさんの子犬を産んだそうです。

クロが日本に来て、しあわせになれて本当によかった♡

そしてその5年後、クロはその生涯を終えたということでした。

遺書は7通届けられていた!

山本幡男が書いた遺書についてですが、実際には映画にはなかったエピソードが存在しました。

強制収容所では日本語を書き残すことはスパイ行為とみなされ重い刑が追徴されます。

収容所では所持品検査が頻繁に行われており、書き残しておいたものは全て没収されてしまったので紙で残っているものは一切ありませんでした。

全て記憶で日本に持ち帰り、書き記したものを届けたと映画では描かれていました。

しかもその遺書は、収容所で暗唱するために写したものを、丸めて糸で括り付けて所持品検査をかいくぐり、命懸けで日本へ持ち帰ることができた遺書が存在していたのです。

この遺書は、山本さんが亡くなり33年後の昭和62年に、7通目の遺書として届けられていたのでした。

アキ
アキ

紙に書き残すことはスパイ行為と没収されていましたが、山本さんは頭で暗記したものは奪えないと言っていました

まとめ

今回は「ラーゲリより愛を込めて」の実話はどこまでか?実在した犬のクロや遺書についてもご紹介してきました。

「ラーゲリーより愛を込めて」の実話はどこまでか?に関しては追加キャストがありましたが、内容的に実話をもとに構成したものでしたね。

また実在した犬のクロは、日本へ一緒に帰国をした後のエピソードとして、子犬たちも生まれ、幸せに暮らしれいたようです。

遺書についても、33年の月日を経て7通目の遺書が届いたという驚くべき事実がありましたね。

しかもその遺書は収容所で書き写したものだったことにも驚かされた反面、命懸けで日本へ持ち帰ったことに大変感動いたしました。

この映画を通して、戦争がもたらす悲惨な現実について改めて考えさせらました。

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ぴとママ
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勤続20年の会社員を退社し
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好奇心旺盛な二児の母、行動力と実行力に自信あり!
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